BeasTrace巣箱計画〈2〉

2020/5/8

活動日/2020年1月7日 晴

巣箱を設置すると同時に巣箱の近くにセンサーカメラを設置しました。
約2ヶ月後の1月7日にそのカメラの回収に向かいました。

カメラのデータを解析してみると…
11月2日に巣箱A・B・Cの3台を設置してからわずか28日後、四角形で日当たりの良い地上から2.5mほどの場所に設置した巣箱Aに来客者が訪れました。

11月30日22時31分、巣箱の様子を伺うように現れたのはこの場所で調査を初めて約2年間で痕跡すら見つけるこのできなかった『ムササビ』でした。今回の巣箱調査により、現在もこの山にムササビが生息していることを証明できました。11月30日以降数日間、巣材を運んだり、その子どもと思われる個体も同時に確認されたりとムササビによる巣箱の利用が開始されたことがわかりました。

巣箱設置開始から数ヶ月でこのような結果になったのは、やはり利用できる樹洞が不足しているためではないかと専門家の方も話していました。
私たちBeasTraceは樹洞の提供を目的としているため、利用動物を保護するための天敵を近づけない等の対策を一切行っていません。そのため、巣箱のすぐ近くをハクビシンが登る様子なども確認されています。近年の研究では巣箱の設置が逆に生態系を崩してしまうとも聞かれます。失われた自然の再生と野生動物との生態系についてよく考えながら今後もこのプロジェクトを継続していきます。

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