BeasTrace巣箱計画〈1〉

2020/5/8

活動日/2019年11月2日 晴

BeasTraceの調査場所のひとつ『K山』に大型巣箱の設置を…と話が出たのは1年ほど前でした。七沢順礼峠の散策路から少し外れたK山は、沢や豊富な樹木もあり多くの野生動物の生息には適した環境である一方で、調査の結果フクロウやムササビのような樹洞棲動物の利用できる樹洞や大木はなく、倒木した形跡がありました。

その山の地主さんによると「以前はフクロウやムササビの鳴声が聞こえたが最近は全く聞かなくなってしまった…」と残念そうに話していました。
カメラセンサス調査では水浴びをしにきたフクロウは以前に撮影できていたものの、ムササビについては痕跡すら掴めていない状況でした。
そこで私たちは昨年11月2日に大型巣箱の設置計画を実行に移しました。

巣箱は販売するための薪を切る際に出た切れ端を利用して作製しました。論文を参考に四角いもの2台、多角形のもの1台を大型重機を使わずに人力で設置しました。目的が樹洞のない山への『樹洞の提供』であるため、巣箱の周りに利用動物を保護するための天敵を近づけない等の対策は一切行っていません。

どんな野生動物が利用するのか今後の巣箱調査が楽しみです。

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